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作者 |
森茂暁 (著)
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出版日期 | 2006.10 |
頁次 | 480 |
出版者 | 思文閣 |
出版者網址 |
https://www.shibunkaku.co.jp/
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出版地 | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
叢書名 | 思文閣史学叢書 |
資料類型 | 書籍=Book |
使用語言 | 日文=Japanese |
摘要 | 鎌倉時代から室町時代にかけて、現存している古文書や、政治と深く関わった宗教者から、「中世日本」とはどのような時代だったのかをひもとき、さらに『増鏡』や『太平記』、「博多日記」という記録史料など、文芸作品からのアプローチをも試みる。中世の政治と文化を総合的に明らかにした論考15篇を収録。 |
目次 | はじめに
第一章 政治と支配
第一節 大塔宮護良親王令旨について 「綸旨ノ文章」の令旨 護良親王令旨の登場 六波羅探題の陥落まで 征夷大将軍就任と失脚 護良親王令旨の奉者 後醍醐天皇綸旨との関係
第二節 令旨の書き止め文言──征西将軍宮懐良親王と大塔宮護良親王── 征西将軍宮懐良親王令旨 大塔宮護良親王令旨
第三節 邦省親王の悲劇──もう一つの大覚寺統分枝── 邦省と邦良、後醍醐 嘉暦四年・貞和四年の立太子工作
第四節 赤松持貞小考──足利義持政権の一特質── 赤松持貞の具体的動向 早い時期の史料所見 「赤松越後守奉書」 赤松持貞の職務内容 祈祷巻数の受け取り 室町殿足利義持の宗教的意思の伝達 五壇法催行との係わり 六条八幡宮年始神馬の引進 供料の支給 所領の給付 寺家──室町殿間の連絡調整 主体的な行動 他の史料における所見 仕組まれた事件 将軍専制志向とその挫折
第五節 足利将軍の元服──足利義満より同義教に至る── 足利義満の元服 足利義持の元服 足利義嗣の元服 足利義量の元服 足利義教の元服 相互関係についての検討──むすびにかえて──
第二章 政治と宗教
第一節 三宝院賢俊について 研究史 賢俊の登場と足利尊氏 後七日御修法 護持僧 武家護持僧 五壇法 諸種の修法 公家護持僧
第二節 日記に引用された文書とその性格──『満済准后日記』を素材として── 引用された文書の種類と機能 足利義持期 祈祷奉書 請文・書状 室町殿関係の文書 陰陽占文・勘文 その他 足利義教期 祈祷奉書 請文・書状 室町殿関係の文書 陰陽占文・勘文 その他 引用文書からみた満済の地位と役割 記録としての『満済准后日記』
第三節 五壇法の史的研究 五壇法関係の史料 平安時代の五壇法 鎌倉時代の五壇法 南北朝・室町時代の五壇法
第四節 元亨三年十二月の「御産御祈」五壇法について 修法を依頼する文書 修法の記録 若干の考証 修法の政治史
第五節 室町時代の五壇法と護持僧──足利義持・同義教期を中心に── 室町時代の五壇法 足利義持期 足利義教期 室町時代の護持僧 足利義持期の護持僧 足利義教期の護持僧 五壇法と護持僧との関係──むすびにかえて──
【資料】五壇法修法一覧
第三章 政治と文芸
第一節 朝廷と幕府──鎌倉時代の朝幕関係と『増鏡』── 対立 安定 二分化
第二節 後醍醐天皇──その怨霊と鎮魂、文学への影響── 後醍醐天皇怨霊の呪縛 「先帝崩御事」 後醍醐臨終の場面 足利尊氏の追慕と悔恨 後醍醐天皇怨霊の鎮魂 天龍寺の建立 後醍醐の物語としての『増鏡』『太平記』 『太平記』のなかの足利直義 後醍醐院聖忌
第三節 『太平記』と足利政権──足利直義の係わりを中心に── 『太平記』と足利直義 直義による修訂とその後の改訂 後醍醐物語としての原『太平記』と恵鎮
第四節 『太平記』に引かれた文書 『太平記』に引かれた文書 引用された文書の特徴 個々の文書の検討
第五節 「博多日記」の文芸性と九州の元弘の乱 「博多日記」とは 「博多日記」の立場 「博多日記」の構造 「博多日記」の文芸性 『太平記』との関係 「博多日記」の文芸性 「博多日記」にみる九州の元弘の乱 合戦の性格 大塔宮護良親王の係わり
成稿一覧 索引(事項/人名/地名・荘園名・寺社名/史料名・書名/研究者名) |
ISBN | 4784213244 |
相關書評 | - 森茂暁著『中世日本の政治と文化』=Book reviews: Mori Shigeaki "Politics and culture in medieval Japan" / 芳澤元 (著)=Yoshisawa, Hajime (au.)
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點閱次數 | 317 |
建檔日期 | 2021.12.15 |
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