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作者 |
森雅秀 (著)
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出版日期 | 2011.07.10 |
頁次 | 396 |
出版者 | 名古屋大学出版会 |
出版者網址 |
https://www.unp.or.jp/
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出版地 | 名古屋, 日本 [Nagoya, Japan] |
資料類型 | 書籍=Book |
使用語言 | 日文=Japanese |
摘要 | インドの伝統を汲む長い歴史と多様なる姿をもち、「聖なるもの」を独特のかたちで表現するチベット美術。その知られざる豊饒な世界を、学際的視野から包括的に捉え、アジアの仏教美術と文化史のなかに位置づけた画期的労作。未発表作品を含むカラー写真を中心に多数の貴重図版を掲載する。 |
目次 | 第Ⅰ部
第1章 チベットの地理と歴史 1 地勢と風土 2 チベット史の視点と枠組み 3 チベットの歴史概観
第2章 チベットの仏教美術概観 1 知られざる仏教美術 2 チベット仏教美術の素材と形式 3 チベット仏教のパンテオン 4 吐蕃期から13世紀までの初期の美術様式 5 氏族教団の時代 6 16世紀以降の様式
第3章 インドにおけるマンダラの成立と展開 1 マンダラとは何か 2 マンダラの出現と初期密教のマンダラ 3 中期密教 4 後期密教
第Ⅱ部
第4章 ラダック地方アルチ寺三層堂のマンダラ 1 ラダック地方の仏教 2 アルチ寺の概要 3 三層堂の全容 4 『真実摂経』に説かれる金剛界マンダラ 5 アルチ寺三層堂の10種の金剛界マンダラ 6 第二層のマンダラ配置プログラム
第5章 ペンコル・チョルテン第五層の金剛界マンダラ 1 はじめに 2 第五層におけるマンダラの配置 3 各マンダラの特徴
第Ⅲ部
第6章 マンダラ儀軌集成書『ヴァジュラーヴァリー』 1 密教儀礼の集成書 2 『ヴァジュラーヴァリー』に説かれるマンダラ 3 観想のための文献『ニシュパンナヨーガーヴァリー』 4 儀礼とマンダラ 5 三部作の持つ意義
第7章 ゴル寺の「ヴァジュラーヴァリー・マンダラ集」とその周辺 1 チベットに残るインドのマンダラ 2 プトンゆかりの作品とその周辺 3 シャーキャシュリーバドラの役割 4 ゴル寺のマンダラ・セット 5 ゴル寺のマンダラ・セットの関連作品 6 連綿たる系譜
第8章 ボストン美術館所蔵「カーラチャクラと諸尊図」 1 カーラチャクラを描いたタンカ 2 作品の概要 3 『ヴァジュラーヴァリー』との関係 4 他の作品との比較 5 「カーラチャクラ図」の意義
第9章 ミトラヨーギンの『アビサマヤ・ムクター・マーラー』 1 知られざるマンダラ集成書 2 ミトラヨーギンについて 3 『アビサマヤ・ムクター・マーラー』の概要 4 その後の展開 5 『アビサマヤ・ムクター・マーラー』の持つ意義
第Ⅳ部
第10章 集会樹に見られる宗教実践とイメージ 1 樹木に描かれたパンテオン 2 作品の概要 3 ゲルク派の2種のツォクシン 4 ツォクシンの儀礼 5 絵画としてのツォクシンの形成 6 仏の世界の表象
第11章 「五百尊図像集」に関する基本的問題 1 イメージのカタログ 2 「五百尊図像集」とは 3 各部分の内容 4 これまでの研究 5 諸本の比較 6 制作の状況 7 混乱を含む図像集
第12章 解体されるマンダラ 1 チベット仏教絵画の原理 2 マンダラからタンカへ 3 垂直軸の出現 4 情景図へ 5 何が変わったのか
あとがき 初出一覧 参考文献 図表一覧 索 引
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ISBN | 4815806705; 9784815806705 |
相關書評 | - 書評 森雅秀著『チベットの仏教美術とマンダラ』=Book Reviews : Masahide MORI, Tibetan Buddhist Art and Mandala / 見田隆鑑 (著)
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點閱次數 | 200 |
建檔日期 | 2022.07.05 |
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