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作者 |
朴澤直秀 (著)
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出版日期 | 2015.06 |
頁次 | 383 |
出版者 | 吉川弘文館 |
出版地 | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
叢書名 | 日本大学法学部叢書 |
叢書號 | 39 |
資料類型 | 書籍=Book |
使用語言 | 日文=Japanese |
摘要 | 江戸幕府の宗教統制は近世を通じて固定化したという通説を再検討。仏教教団の組織と構造や「無本寺」寺院、寺元慣行等の実態を追究し、越後や加賀などの事例をあげつつ、情報の流通、通念の形成を解明する。 |
目次 | 序章 本書の意図と構成 第Ⅰ部 仏教教団の構造と制度 第一章 仏教教団の組織と構造 はじめに 一 教団組織構成の多様性 二 安房国の新義教団の特質 三 僧侶の出自と出世 四 住職の決定 五 宝珠院の寺院組織 六 地方教団組織と京都 七 地域的な宗教システム おわりに 第二章 教団組織と寺院 はじめに 一 無住契約 二 取上寺制度 三 移転寺 おわりに 第三章 本末帳に載らない「無本寺」寺院 はじめに 一 再度山大龍寺と福原庄六ケ村 二 延享・寛延期の争論 三 安永・天明期の一件 四 看坊の出自と、その後の大龍寺 おわりに 第四章 無檀・無本寺寺院の廃寺に関する法令 はじめに 一 発令の背景 二 発令を受けた問答 おわりに 第五章 在地寺院と寺元慣行 はじめに 一 石寺村霊照寺の事例 二 山坊村金勝寺の事例 三 調子村瑞泉寺の事例 四 その他の事例 おわりに 第六章 近世の小城下町と寺社 はじめに 一 町域・武家地の拡大 二 寺社の展開 三 与板御坊の造立 四 小城下町の展開と宗教 第Ⅱ部 近世仏教をめぐる通念と情報 第一章 寺檀制度をめぐる通念と情報 はじめに 一 情報の流れ方の事例 二 寺檀関係に関する偽法令 三 幕府勘定所・寺社奉行所周辺と一家一寺制法令 おわりに 第二章 離檀に関する裁許の流布 はじめに 一 「離檀」をめぐる幕府の対応 二 曹洞宗教団内での裁許の流布 三 真宗西派への伝播 四 先例書などの形での伝播 おわりに 第三章 半檀家論の再検討 はじめに 一 近世初期の半檀家事例の再検討 二 半檀家の成立と解消 おわりに 第四章 村単位の男女別寺檀制 はじめに 一 一件の前段階 二 引直し願いの不調 三 永命寺の無住化と荒廃 四 引直しの成就 おわりに 第五章 加賀藩の改宗・寺替法令 はじめに 一 元禄九・十年の達について 二 正徳元年~宝暦四年の触 三 発令の背景 四 能登島における争論 五 触・達の評価をめぐって おわりに 第六章 一家一寺制法令再論 はじめに 一 吉宗政権下の判例整理 二 一家一寺制を通念と捉えない状況 三 大原騒動と謎の「一家一寺制法令」 四 実際に布令された一家一寺制法令 五 旗本家内の情報伝播の可能性 おわりに 第七章 いわゆる「宗門檀那請合之掟」 はじめに 一 形態論 二 流布年代 三 教団内での流布 四 幕府周辺史料への混入 五 寺院・教団による利用 六 他の「法令」などとの併載 おわりに 第八章 いわゆる「諸寺院条目」 序に代えて 一 いわゆる「諸寺院条目」について 二 「諸寺院条目」二系統のテクスト 三 各系統の表題と日付 四 条文の異同 おわりに 終章 課題と展望 |
ISBN | 9784642034708; 4642034706 |
點閱次數 | 84 |
建檔日期 | 2022.10.14 |
更新日期 | 2022.10.14 |
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