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作者 |
平岡聡 (著)=Hiraoka, Satoshi (au.)
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出版日期 | 2016.09.23 |
頁次 | 240 |
出版者 | 新潮社 |
出版者網址 |
https://www.shinchosha.co.jp/
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出版地 | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
叢書名 | 新潮新書 |
叢書號 | 684 |
資料類型 | 書籍=Book |
使用語言 | 日文=Japanese |
附註項 | 主要参考文献: p233-236 |
關鍵詞 | 釈迦; 法然; 浄土宗; 源空 |
摘要 | 諸行無常と南無阿弥陀仏。それまでの常識を根本から覆した、“偉大な開拓者”の生涯と思想に迫る。
「諸行無常」と「南無阿弥陀仏」は、いかに世界を変えたのか――。古代インドで覚りを開き、仏教を興したブッダ。中世日本で、念仏往生を説いた法然。それまでの常識を覆した独創的な教えは、いまだ色褪せることはない。ともに動乱の時代に生まれ、苦難にも負けず、己の道を突き進んだブッダと法然。インド仏教の研究者にして浄土宗の僧侶が、偉大な“開拓者”を徹底比較することで、新たなブッダ像と法然像を提示する。仏教の本質と凄みがよりクリアに見えてくる! |
目次 | はじめに 第一章 宗教に運命づけられた人間 二つの大山/ブッダと法然の歴史性/研究者でもなく小説家でもなく/「パラダイムシフト」という共通点/いつどこに生まれるか/雲が晴れる時代に生まれたブッダ/暗雲立ちこめる時代に生まれた法然/変動・変革の時代/聖者の誕生日/シッダールタと命名されたブッダ/勢至丸と命名された法然/誕生にまつわる奇瑞の背景/愛別離苦/母と死別したブッダ/父と死別した法然/〈二人称の死〉の意味するもの/人生をどうとらえるか/贅の限りを尽くしたブッダ/重い十字架を背負わされた法然/対照的な生活と共通する内面/創造的病・創造的退行/出家したブッダ/遁世(再出家)した法然/志ある僧は二度出家する 第二章 自利から利他へ 出家の動機/悪魔に誘惑されるブッダ/失意のどん底にある法然/飛躍の前の絶望/死と再生/解脱の道を見いだしたブッダ/救済の道を見いだした法然/成道と回心/ヌミノース体験/梵天に勧請されるブッダ/善導と対面する法然/隠れた戦略的意図/真の聖者とは?/法と説くブッダ/説法にはまだ慎重な法然/新興宗教としての仏教と浄土宗/出家者と在家者の関係/王と富豪の帰依を承けたブッダ/公家の帰依を承けた法然/出家者と在家者の違いは?/ライバルの存在/外道と神変対決をしたブッダ/旧仏教の論客に挑む法然/教義に関する仏教とキリスト教の違い 第三章 対照的な晩年 日本仏教の特異性/順風満帆だったブッダ/前途多難だった法然/国家権力と宗教の関係/桃李もの言わざれども下自ずから蹊を成す/子を失った母に癒しを与えたブッダ/武士に後生の安心を与えた法然/身業説法/悪の問題/ブッダと悪人・遊女/法然と悪人・遊女/優しい眼差し/我執・我所執/真実の自己と真理こそが拠り所/念仏の声するところ……/無我(自己の相対化)/死んでも死にきれない/怠ることなく道を求めよ/ただ一向に念仏すべし/生ききり死にきる/輪廻と死/安らかな死後のブッダ/多難な死後の法然/さまざまな涅槃の見方 第四章 魅力の根源を探る はじめてみたつる思想/バラモン教に逆らったブッダ/旧仏教に逆らった法然/自己の体験から/倫理と宗教/平等性を追求するブッダ/平等性を追求する法然/性善説と性悪説/以春風接人・以秋霜自粛/六年苦行したブッダ/二五年間の引きこもりと持戒にこだわった法然/自律から自立へ/四種類の人間/ブッダの優しさ/法然の優しさ/慈悲の発露/権威主義者/我が教えは捨てよ/三学非器/仏教は自己を相対化する教え/「0から1」と「1から2」の違い/開拓者としての法然/追従者・開拓者としての親鸞/法然と親鸞 第五章 生ききること、死にきること 不退転の決意/真空から妙有へ/〈今〉を生きる/感謝の自覚/生死を超えた生き方/仏教という宗教の凄み/脱皮する仏教/仏を殺す!?/未来の仏教の行方 付録 それぞれの生涯・思想・歴史 おわりに 主要参考文献 |
ISBN | 9784106106842; 4106106841 |
點閱次數 | 9 |
建檔日期 | 2024.07.30 |
更新日期 | 2024.07.30 |
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